【堺市中区】でベランダ防水工事を行いました。


施工前・ケレン




左が施工する前の現状の写真です。
右がケレン作業中です。
●ケレンとは?
「ケレン」とは、防水工事や塗装工事の前に、施工面の下地を整えるための前処理作業のことです。
具体的には、以下の目的で様々な道具を用いて行われます。
・古い塗膜や劣化した防水層の除去
剥がれかかっている古い塗膜や、浮き上がってしまっている防水層などを物理的に削り取ります。
・汚れやサビ、カビ、コケなどの除去
長年の使用や風雨によって付着した汚れやサビ、カビ、コケなどを徹底的に除去し、清潔な状態にします。
・目荒らし(アンカー効果)
表面がツルツルしている下地の場合、あえて細かい傷を付けることで、新しい防水材や塗料の密着性を高めます。
これを「目荒らし」と呼び、塗料が下地に食い込む「アンカー効果」を生み出します。
・油分の除去
油分が残っていると、防水材の密着が悪くなるため、アセトンなどで油分を拭き取る作業もケレンの一環として行われます。
プライマー




●プライマーとは?
プライマーは、下地と上層の防水材(中塗り材やトップコート)との接着剤のような役割を果たす材料です。
防水材を塗布する前に、下地(コンクリート、モルタル、既存のFRP層、ウレタン層など)に塗布します。
中塗り・上塗り




●中塗り(主防水層の形成)
プライマーが完全に乾燥した後に行われるのが「中塗り」です。
この工程で、ベランダの主要な防水層が形成されます。
●上塗り(トップコート)
中塗りのウレタン樹脂層が完全に硬化した後に行われるのが「上塗り」、または「トップコート」と呼ばれる工程です。
施工後


完工しました!
ベランダ防水工事の基礎知識
ベランダは、建物の外壁や屋根と同様に、常に雨風や紫外線にさらされており、
適切な防水対策が施されていないと、雨漏りの原因となるだけでなく、建物の構造自体を傷める可能性があります。
定期的な点検と、必要に応じた防水工事は、大切な住まいを守るために不可欠です。
ベランダ防水のサイン(こんな症状はありませんか?)
以下のような症状が見られたら、ベランダ防水の劣化が進行している可能性が高いです。
・ひび割れ
床面や立ち上がり部分にひび割れが見られる。
・膨れ・浮き
防水層が下地から浮き上がって膨らんでいる。
・剥がれ
防水層やトップコートが剥がれて下地が見えている。
・水たまり
雨上がりに水はけが悪く、水たまりが長く残る。
・コケ・カビの発生
緑色のコケや黒いカビが広範囲に発生している。
・チョーキング
表面を触ると白い粉が付く(トップコートの劣化)。
・下地の露出
砂利やコンクリートなど、防水層の下地が露出している。
・階下への雨漏り
1階の天井や壁にシミができている。
これらの症状を放置すると、大規模な補修工事が必要になる可能性が高まりますので、早めの対応が肝心です。
株式会社イーロックホームでは、
雨漏り調査・屋根・外壁に限らず、キッチン、トイレ、水廻り、外構工事等行っております。
お見積り無料ですのでお気軽にお問い合わせください!
☎0120-252-858☎