高槻市でベランダ防水工事を行いました。

目次

下地調整

カチオンフィラーは、下地調整材として使われる建築材料の一種です。
特にコンクリートやモルタル、古い塗装面などの補修や下地調整に優れた性能を発揮します。

★カチオンフィラーの役割と特徴
カチオンフィラーの「カチオン」とは、プラスの電荷(陽イオン)を意味します。この電荷の性質が、材料の高性能の鍵となります。

●優れた密着性(接着力)
一般的な下地材はマイナスに帯電していることが多く、カチオン(プラス)のフィラーは静電気的な引力で下地と強く引き合い、非常に高い密着性を発揮します。

・用途
古い塗膜の上や、コンクリート・モルタルの劣化した表面にしっかりと食いつきます。

●浸透性・補修性
微細なひび割れ(クラック)や欠損部分にも浸透し、充填・補修する能力に優れています。

・用途
コンクリート構造物の中性化が進行し、劣化が始まった部分の延命補修に適しています。

● 防水性・中性化防止
水や炭酸ガスが構造物内部に侵入するのを防ぎ、コンクリートが劣化する主要因である中性化の進行を抑制します。

・用途
外部からの水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を向上させます。

●適用範囲の広さ
カチオンフィラーは、その高い密着性から、ALCパネルや窯業系サイディングボードといった様々な下地材にも使用可能です。

プライマー・ウレタン

★プライマーの役割と目的
プライマーの主な役割は、これから塗る上塗り塗料の性能を最大限に引き出すことにあります。

・密着性の向上(接着)
プライマーは、下地(コンクリート、金属、木材など)と上塗り塗料との接着剤の役割を果たします。
プライマーを塗ることで、上塗り塗料が剥がれ落ちるのを防ぎ、塗装の耐久性を高めます。

・下地の吸い込み止め
コンクリートやモルタル、木材などの多孔質な下地は、塗料を大量に吸い込んでしまいます。
プライマーがこれを防ぎ、上塗り塗料がムラなく均一に仕上がるようにします。

・下地の保護・強化
劣化した下地を強化したり、金属下地の場合はサビ止め(錆止めプライマー)の役割を果たしたりします。

★ウレタン防水(ベランダ・バルコニー・屋上)
ウレタンは、特に防水工事の分野で非常に重要です。

(工法)
ウレタン塗膜防水が主流です。
液体状のウレタン樹脂を塗布し、化学反応によって弾力性のあるゴム状の防水層を形成します。

(特徴)
・高い伸縮性
地震や建物の動きによるひび割れに追従し、防水層が切れにくいです。

・継ぎ目がない
複雑な形状の場所でも、継ぎ目のない一体型の防水層を形成できるため、高い防水性が得られます。

上塗り

★ウレタン防水における上塗り(トップコート)
ベランダや屋上などの「ウレタン防水」工事における上塗りは、特にトップコート(保護塗料)と呼ばれ、その役割は外壁塗装とは少し異なります。

●トップコートの役割
ウレタン防水工事は、「防水層」と「保護層(トップコート)」の二層構造で成り立っています。

・紫外線からの保護
ウレタン防水層(ゴム状の層)は、非常に紫外線に弱いという弱点があります。
トップコートは、この防水層を紫外線や熱から守るための「日焼け止め」の役割を果たします。
トップコートが劣化すると、防水層が剥き出しになり、防水層自体の劣化が急速に進みます。

・防水層の保護
人が歩行したり、物が置かれたりすることによる物理的な摩耗や損傷から、下の防水層を保護します。

・美観・防汚性
色を選ぶことで美観を保ち、防汚成分を含むものもあります。

株式会社イーロックホームでは、

雨漏り調査・屋根・外壁に限らず、キッチン、トイレ、水廻り、外構工事等行っております。

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この記事を書いた人

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