雨漏りの発生原因とその修繕方法、こんな症状があったらご注意ください！
「窓から雨漏りしている」
「天井にシミができている」
といったことはありませんか？
例えば、
窓から雨漏りした！＝窓が原因だ！
と思われがちですが、実はそうでもないのです。
本記事では雨漏りの発生原因を症状と対策について例を交えながらご紹介いたします。
目次
雨漏りの初期症状と対策
雨漏りは家の様々な場所で発生する可能性があり、一概に「漏れた場所」＝「原因」とも言い切れません。
また、原因を特定するのはプロでも難しいとも言われており、当社では目視、散水、サーモグラフィーと複数の方法を組み合わせて調査をしています。
そんな当社が培ってきた経験を踏まえ、場所別に見られることの多い初期症状と対策についてご紹介していきたいと思います。
初期段階で見つけられることができれば小さな修理で済みますが、長い間気が付かなかったり、放置してしまうと大きな修理が必要となってしまいます。
あれ？なんか変だな？と感じたらすぐに判断できるよう事例を交えてお話ししていきますので、参考にしてくださいね。
長くなるのでダイレクトに内容を読んでいただけるよう目次リンクをご用意しましたので、ご活用ください！
・天井に出る雨漏りの初期症状と対処法
初期症状
天井からポツポツと水が落ちるような音がする
天井に見覚えのないシミができた
天井のクロス（壁紙）が剥がれてきた
照明器具内部に湿気が溜まっている
こんな症状が見られたら天井内部に浸水＝雨漏りしている可能性があります。
中でも天井にシミができてしまっている場合は、雨水が防水用のシートや断熱材に染みてしまっていると言うことなので、既に初期段階を超えてしまっています。
大規模な修繕が必要と考えられますので、早めにプロに相談しましょう。
対処法
雨水が滴ってきている場合には下にバケツを置いて床に染みないようにしましょう。
当然ですが、高いところから落ちてくる水滴をバケツで受けると跳ねてこぼれてしまうことも多いです。
その場合はバケツの周りにペットシートを敷いたりバケツに乾いたタオルを入れることをお勧めします。
乾いたタオルが水滴を吸ってくれるので飛び散りを防いでくれるのでお試しください。
▶︎施工事例：【大阪府堺市】雨染みを発見し、屋根葺き (カバー工法) 工事を行いました
・壁や外壁に出る雨漏りの初期症状について
初期症状
壁にシミが出来た
シミを触るとひんやりする
クロス（壁紙）が浮いたり剥がれてきた
クロス（壁紙）が黒っぽくなった気がする
雨が降ると部屋がカビ臭い、なんだか臭う
壁内部からポタポタと水が落ちるような音がする
天井と同じような症状が挙げられますが、身長の高さに近い為天井の異変よりも気付きやすい場所だなと感じます。
また、雨が降ると部屋干し臭のような臭いがする部屋がある場合も注意が必要です。
もちろん日当たりが悪く空気が篭っている場合もありますが、壁内部の浸水によりカビが発生している可能性も高いので気が付いた段階でプロに相談すると良いでしょう。
対処法
こちらも実際に雨水が壁に染みて表に出てしまったら、こまめにタオルを当てるなどし他の場所に水が溜まらないようにしましょう。
壁になると伝って流れていってしまうので床に吸水シートを敷きタオルを直接当てましょう。
しかしずっと対応に追われ現実的ではありません。すぐにプロに相談されることをお勧めします。
▶︎施工事例：【滋賀県】雨漏り調査で原因を特定し修理までご依頼いただきました！
・屋根や屋上、バルコニー（ベランダ）に出る雨漏りの初期症状について
初期症状
天井からポツポツと水が落ちるような音がする
軒天井（屋根やベランダの裏側）にシミやヒビ割れがある
屋根に錆や苔が生えている
屋根が破損（ヒビ割れや瓦など屋根材の剥がれ、割れ）している
生活をしていて確認が取れるのは水が落ちる音で異変を感じた時や、ふと見上げた時に軒天井と言って屋根の裏側にあたる部分にシミが見られたりヒビ割れていたりした時が多いです。
屋根自体に異変が見られたときに自分で気がつくことは難しく、実際に確認を取る事もできないでしょう。
「強風に煽られ何かがぶつかった音がした」と言うこともありますが、件数自体で言えば少数派です。
では、何故「屋根に異変がある」と問い合わせが来るのか？
それは飛び込み営業してきた業者から「近くの工事現場からお宅の屋根を見たら、屋根が割れていました。当社で直せば安いですよ。」と言われ実際に写真を見せられ不安になってセカンドオピニオン として見て欲しい。と言われるケースです。
「壊れていた」と言われるだけであれば警戒心から即契約となることは少ないと思いますが、実際に写真を見せられるとじゃあお願いします、となってしまう方も少なくありません。
しかし、その写真はそっくりなだけで全く別の屋根の写真だった、なんてことも過去にありました。
是非鵜呑みにせず、一度セカンドオピニオンとして別の会社を頼っていただきたいと思います。
対処法
当社もそうですが、見積もりやご相談は無料であることが多いので、2〜3社から相見積もりを取ることで最適な工事をすることが可能になります。
無理な営業をされそう…
と心配される気持ちも分かりますが、詐欺に合わないために、最適な工事を適正価格で行う為に活用してください。
▶︎施工事例：【滋賀県】雨漏りの原因を調べてみるとベランダからの漏水が。防水工事で雨漏りをストップ
・窓周りなどの開口部に出る雨漏りの初期症状について
初期症状
サッシから水が出てくる
サッシ周りが錆びている
窓周りの木の部分（額縁）にシミが出来ている
窓周りの壁紙にシミやカビが発生している
窓ガラス周りのアルミや樹脂でできている囲いの総称を「サッシ」と言います。
チョロチョロと水が入ってきてしまっていたり、サッシ同士を止めているビスが錆びていたりする場合は注意が必要です。
窓サッシそのものが歪んでしまったりで隙間から入り込んでいる場合もありますが、外壁と窓を接着し隙間を埋める為にあるコーキング材が劣化していても起こります。
外から見ると窓は意外と高いところにあることが多いので、無理に登って確認しようとせず、プロに相談しましょう。
対処法
水が染みてきてしまっている場合には壁の漏水と同じように吸水シートやタオルを使い周囲の床や壁紙に染み込ませないようにしましょう。
こまめな交換が必要になる為現実的ではないのでこちらも早めにプロを頼ってくださいね。
▶︎施工事例：【大阪府堺市】他社で直せなかった雨漏れの原因を解消！
雨漏り修繕方法と金額
ここまでプロに頼ることをお勧めして参りましたが、一体どれくらいかかるのか？不安な方も多いと思います。
もちろん修繕箇所の規模による為一概には言えませんが、イーロックホームで行っている工事の金額を一部ご紹介します。
シーリング工事 3,500円/1m〜
→シーリング（コーキング）の劣化補修で外壁の隙間を補修します
ヒビ割れ補修 3,500円/1個所〜
→外壁のヒビ割れ、隙間をパテで埋め漏水個所を補修します
瓦の差し替え 3,500円/1枚〜
→割れた屋根瓦を１枚から差し替えます
サイディング （外壁）工事 9.8万円〜
→サイディング （外壁）を部分的に剥がし、内部補修も行ってから新しいものを張ったり古い外壁の上から重ねて張ることもできます
ベランダ・屋上の防水 39.8万円〜
→ベランダや屋上の防水加工をします
屋根カバー工法 78.8万円〜
→軽量の屋根材を既存屋根に重ねることで葺き替え（新しい屋根材に交換する工事）より工期と金額を抑えることができます
屋根材や屋根の状態によりできない場合もありますのでお見積もりの際に理由とともにご説明させていただきます
まとめ
いかがでしたでしょうか。
急に雨漏りが起こると焦ってしまいますよね。
しかし焦って悪徳業者に掴まってしまう事もあるので、まずは落ち着いて応急処置をしてからプロに依頼し修繕をしてもらってください。
雨漏れは二次被害が怖いので放置はせず早めの対処が必要です。
イーロックホームは大阪府堺市に2004年に創業し累計8,000棟以上の雨漏り修理をご依頼いただいて来ました。
確かな技術と経験で地元堺市の地域密着店として、お客様の雨漏りのご不安をなるべく早く解消できるよう、誠心誠意、スピード感をもって対応させていただいております。
部分補修のみの対応もしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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